かたぎり なおき
京都教育大学音楽科卒業。東京芸術大学大学院オペラ科修了。第38回京都府文化賞(功労賞)受賞。第22回藤堂音楽褒賞受賞。関西二期会オペラ公演《ドン・ジョヴァンニ》でレポレッロ役としてデビュー。その後、関西二期会を中心に《フィガロの結婚》《蝶々夫人》など、数々のオペラに出演、これまでに100に及ぶ役を演じ、いずれも好評を博す。特にその端正な音楽性と存在感のある多彩な役作りには定評があり、指揮者、演出家からの信頼も厚い。オペラ以外では、《第九》をはじめ、バロックから現代に至るまでオラトリオ、宗教曲などのソリストとして著名指揮者、オーケストラとの共演も多い。関西二期会、京都音楽家クラブ会員。相愛大学非常勤講師。