11余年の熟成期間を経て1978年 市民オペラが堺市に誕生。2010年より 堺シティオペラ 一般社団法人として飛躍的な活動を続け “物の始まりゃみな堺”の言葉を実践。その活動の特色は“堺から世界へ”を目標に実践している。海外の歌劇場やオペラ団体との交流は数多く、2006年にはイタリアのプッチーニフェスティバルで、日本の団体として初めて現地との共同制作による「蝶々夫人」を実現し、オペラ史に名を残す。
2019年堺市新設のフェニーチェ堺での定期公演『アイーダ』は、出演者・スタッフ総勢 350人以上での壮大な舞台で日本全国から注目を集め、その公演は今も語り継がれている。
輝かしい久遠の芸術音楽をこよなく愛し、その伝承と創造を追求して音楽の持てる可能性を求め育みつつ、爆発の期を切望している。
堺シティオペラ一般社団法人 法人概要 (2023-11-01 ・ 3151KB) |
主な活動
定期公演
堺シティオペラの活動の中心となるのが定期オペラ公演。
欧米より招聘した歌手やスタッフと、オーディションによって選ばれた日本人オペラ歌手との共演により、堺市内で世界レベルの公演を行っています。演目はイタリアオペラをはじめフランス、ドイツ、日本、ポーランド、アメリカ、イギリス等の幅広い作品に意欲的に取り組んでいます。
これまでに 大阪文化祭賞、大阪舞台芸術賞、佐川吉雄音楽賞、三菱UFJ信託音楽賞奨励賞、大阪府知事表彰等を受賞いたしました。
令和2年度、3年度大阪文化祭賞受賞
ウェスティミラクル
クリスマスや夏休みに親子で楽しめるオペラ公演を実施。
日ごろオペラに足を運ぶ機会の少ない子どもから大人まで、親しみやすい演目でオペラに親しんでいただけるよう企画しています。
エタニティコンサート
年3回、堺シティオペラ専用スペース:エタニティ エイトに於いてコンサートを開催しています。
地元の方が気軽に足を運び、オペラやコンサートの楽しさを身近に味わっていただく場として定着させたいと考えています。
《い~気》いっぱいコンサート
クリスマスコンサート オペラ『あまんじゃくとうりこひめ』より
年7回ほど、ゼロワンネーブルハウスで
コンサートをさせていただいております。
夏休み Kid's Club
未来を担う子どもたちに、オペラを体感し興味を持ってもらうだけでなく、ひとつのものを創りあげるためのチームワークや責任感を学び、また達成した時の満足感を味わってもらう企画。
肉体的にも精神的にも豊かな人間性と感性を育むことを趣旨・目的と して、心の耳を養う【堺シティオペラ 夏休みKid's club】を2010年より毎年実施しています。
育成支援事業
F.Caton氏による公開レッスン
堺シティオペラでは積極的にヨーロッパで活躍中のアーティストを招き“国際マスタークラス”を実施したり、オペラスタジオを開講し、毎年オペラ歌手の育成にも力を注いでいます。
育成支援事業
オペラスタジオ研究生達によるオペラ公演
歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より
歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より
国際マスタークラス 修了式
公演に向けてコンサートや解説を行う講座を開くなど、
オペラの楽しさを知っていただく機会をつくっています。
堺市役所 VIEW21 でのオペラ解説と演奏